海外赴任のあいうえお（アメリカ編）-子供が学校へ行くなら編

はじめてお子さんが学校に行かれる場合、親も子もナーバスになります。
と前回書きました。

よく海外赴任の話題で日本から他の海外赴任者や、または海外赴任した
ことのない方と話をしていると、「大丈夫　子供は環境に慣れるのは早い
から」ということを良く聞きます。
しかし実際赴任してみると「半年くらいは泣きどうしだったよ」
「朝、日本の友達に会いたい」とポツンと言われた。　
平気な顔はしていたけど、少しさみしそうだった。
「おもちゃを買う約束でつって学校へ生かせた」等大変だったといわれる
方が圧倒的です。
たぶん日々の親自身生活に慣れるのがいっぱいいっぱいで、
毎日子供が学校に通っている、変化があっと言う間に感じてしまうの
でしょう。そういう意味でなれるのが早い？

外国にまったく言葉がわからない世界に飛び込み、友達もいなく成績が
悪ければ、日本よりシビアに落第！！
という世界の中で、子供達なりの戦いを毎日繰り返しています。
学年が大きくなるほど入り込むのに時間がかかるかもしれません。

でも私はお子さんはきっとそこをくぐり抜けて強くなって戻ってくると
信じています。

そんな意味をふくめて、皆さん「子供は環境に慣れるのは早いから」
といっていただいているのかと思うのです。

私の前任者の奥さんは心配で（一緒にいてあげたくて）、半年間ボラン
ティアとして、娘の教室に通い続けたそうです。
私のうちは一度学校に預けたら、終了時までは顔を見せないことに決め
ました（緊急時を除く）

それぞれの思いがあり奥さんが一番大変だと思います。赴任時忙しいか
と思いますが、おとーさんとして奥さんにできる限りのことをしたいですね。

はじめての入学2